安心と信頼の解決力で多様な事案に対応します
当事務所が、これまでに解決した事案の一例をご紹介します。ご依頼主の状況がすべて違うため、事案は十件十色、同じものはひとつとしてありませんが、ご自身のお困り事に似たような例がありましたら、ご参考にしていただければ幸いです。もちろん、ほかにも多様な事案を扱っています。お気軽にご相談ください。
反社会勢力への対応
反社会勢力との関係遮断取引相手が反社会的勢力に属する人間であることが判明した企業から、ご依頼を受けました。契約解除のための理論武装をし、解除通知の発出および解除後の対応について受任。警察と連携を取って、無事に契約を解除し、関係遮断を実現しました。当事務所では同種の事案を多数受任しており、在籍するスペシャリストが解決にあたります。
賃貸物件からの暴力団員の排除「所有するアパートを賃貸物件として契約したところ、いつのまにか賃借人とは別人の暴力団員が入り込み、住居にされてしまい困っている」と、物件の持ち主からご相談がありました。警察と密に連携し、ご依頼主の安全を確保したうえで、占有移転禁止の仮処分申立→民事訴訟→強制執行と着実に手続を重ねて、無事に建物明渡を実現し、解決させました。
労働事件
解雇無効および残業代請求事案を和解解決使用者が従業員を解雇したところ、同従業員から解雇の無効および未払残業代を請求された事案について、使用者側からご依頼を受けました。詳細な聞き取り調査に基づき、解雇の有効性を主張。最終的には解雇の有効性を認めさせたうえで、和解金額も相手方請求額の半額以下に抑えて解決しました。
残業代請求事案を請求額の1/7以下で和解解決運送会社から、「ドライバーから未払残業代約1500万円を請求されている」とのご相談があり、受任しました。労働審判手続になりましたが、割増賃金の算定基礎額などを争い、相手方請求額の7分の1以下の金額で和解解決しました。
債権回収
流失した不動産を取り戻した事例債務者が、債権者による強制執行を免れるために、自宅不動産持分を親族に贈与した事案を受任しました。流失した不動産を債務者の責任財産に取り戻すべく、ただちに詐害行為取消訴訟を提起。結局、流失した不動産持分に抵当権を設定したうえ、分割弁済の履行を約束させることに成功し、解決に至りました。
負債額2900万円を一括支払いさせた事例債務者に多額の負債がありながら資産を巧妙に隠していた事案について、債権者側から依頼を受けました。諸々の調査の結果、債務者は複数の閉鎖会社の実質的経営者である旨の情報を掴み、これらの株式を差押えることで交渉の主導権を掌握。結局、負債額2900万円を一括払いさせることに成功し、解決しました。
損害賠償
介護施設事故訴訟で全面勝訴判決を獲得介護施設で起こった高齢者転倒事故を、施設側で受任しました。民事訴訟に持ち込まれましたが、事故当時の状況を詳細に聞き取ったうえで、無過失を主張。請求棄却の全面勝訴判決を得て、解決に至りました。
クルーザー沈没事件マリーナに係留されていたクルーザーが、台風による強風と大波により沈没。クルーザー所有者がマリーナの管理責任を追及して、損害賠償を請求した事案を施設側で受任しました。マリーナの設計や管理になんら問題がなかったことを詳細に主張・立証し、請求棄却の全面勝訴判決を得て、解決しました。
1億6000万円の高額賠償交通事故により意識不明の重体に陥り、1年半後に亡くなられた被害者の遺族からご依頼を受け、損害賠償請求訴訟を提起しました。通常は、死亡による損害の補填を求めることになりますが、死亡以前に1級後遺障害が発生・確定していると構成し、判例理論を駆使して1億6千万円の高額賠償を獲得しました。
うつ病により自殺したとする巨額損害賠償を排斥大病院の研修医が過重労働によってうつ病に罹患し、その後自殺したとして遺族から3億円を超える損害賠償訴訟が提起され、病院の依頼により応訴しました。すでに労災認定もされていて、当初から不利な状況でしたが、病院では研修医に対する十分な配慮を怠らなかったこと、うつ病は途中で寛解していたこと等を立証し、全面勝訴となりました。
化学物質過敏症・シックビルディング症候群公立学校の屋上防水工事の際発生した揮発性有機化合物(VOC)に大量被爆し、化学物質過敏症・シックビルディング症候群に罹患し重度後遺障害が残ったとする損害賠償事件を被告側で受任しました。原告の被爆状況や訴える症状と診断との齟齬・矛盾等を綿密に立証し、請求棄却の全面勝訴判決を得ました。原告は控訴・上告して争いましたが結論は一貫して変わりませんでした。
後遺障害生命保険金の請求若年性のパーキンソン病に罹患し重度後遺障害を負った方の依頼により、生命保険金を請求したところ、病気の発症が責任開始期以前であるとして支払を拒まれた事案。約款の免責事由の意味や解釈を争い、事実経過を詳細に立証し、有利な和解解決に至りました。
相続
遺留分減殺請求で1億近い金額を回収複数回にわたって生前贈与が行われていた事案でした。土地の評価など、難問が山積みでしたが、粘り強く交渉した結果、1億円近い金額で和解解決に至りました。
顧問契約
信頼の絆を結ぶ、多様な法人・団体当事務所は、地方公共団体、保険会社、医療法人、社会福祉法人、自動車販売会社、不動産会社、建設会社などさまざまなジャンルの企業や団体と顧問契約を結んでいます。多岐にわたる事案を解決し、長きに渡って信頼の絆を深めてきました。
その他
競売停止仮処分により自宅を有利に売却高利貸しからの借金が払えず自宅を競売に掛けられた方の依頼により、競売停止仮処分を経たうえ、債務不存在確認事件により貸金の減額和解をし、自宅は任意処分により有利な価格で売却しました。高利借り入れにより自宅を丸々失うところを、借金は完済したうえ、自宅売却代金の残金でマンションを購入することもできました。
詐欺的保険金請求を撃退事故を偽って保険金請求をするモラルリスク事案は後を絶ちませんが、当事務所では、遺書の存在を隠したうえで水難事故だとして死亡傷害保険金を請求した事案、視力障害による後遺障害事案、軽微事故にもかかわらずRSDの診断を受けた事案、海外旅行中買い求めた美術品の損壊事案、等々多数の事件を解決してきました。