損害賠償
介護施設事故訴訟で全面勝訴判決を獲得介護施設で起こった高齢者転倒事故を、施設側で受任しました。民事訴訟に持ち込まれましたが、事故当時の状況を詳細に聞き取ったうえで、無過失を主張。請求棄却の全面勝訴判決を得て、解決に至りました。
クルーザー沈没事件マリーナに係留されていたクルーザーが、台風による強風と大波により沈没。クルーザー所有者がマリーナの管理責任を追及して、損害賠償を請求した事案を施設側で受任しました。マリーナの設計や管理になんら問題がなかったことを詳細に主張・立証し、請求棄却の全面勝訴判決を得て、解決しました。
1億6000万円の高額賠償交通事故により意識不明の重体に陥り、1年半後に亡くなられた被害者の遺族からご依頼を受け、損害賠償請求訴訟を提起しました。通常は、死亡による損害の補填を求めることになりますが、死亡以前に1級後遺障害が発生・確定していると構成し、判例理論を駆使して1億6千万円の高額賠償を獲得しました。
うつ病により自殺したとする巨額損害賠償を排斥大病院の研修医が過重労働によってうつ病に罹患し、その後自殺したとして遺族から3億円を超える損害賠償訴訟が提起され、病院の依頼により応訴しました。すでに労災認定もされていて、当初から不利な状況でしたが、病院では研修医に対する十分な配慮を怠らなかったこと、うつ病は途中で寛解していたこと等を立証し、全面勝訴となりました。
化学物質過敏症・シックビルディング症候群公立学校の屋上防水工事の際発生した揮発性有機化合物(VOC)に大量被爆し、化学物質過敏症・シックビルディング症候群に罹患し重度後遺障害が残ったとする損害賠償事件を被告側で受任しました。原告の被爆状況や訴える症状と診断との齟齬・矛盾等を綿密に立証し、請求棄却の全面勝訴判決を得ました。原告は控訴・上告して争いましたが結論は一貫して変わりませんでした。
後遺障害生命保険金の請求若年性のパーキンソン病に罹患し重度後遺障害を負った方の依頼により、生命保険金を請求したところ、病気の発症が責任開始期以前であるとして支払を拒まれた事案。約款の免責事由の意味や解釈を争い、事実経過を詳細に立証し、有利な和解解決に至りました。