本年11月,「日弁連民事介入暴力対策委員会編『反社会的勢力・不当要求対策の現在と未来』 金融財政事情研究会」が発刊され,書店に並びはじめました。同書において,私(島崎)は,東京弁護士会の鶴巻暁弁護士と共著で「取引社会からの暴排の進展と到達点」と題する論稿をまとめております。
企業暴排指針の制定経緯,都道府県暴力団排除条例,契約上の暴力団排除条項に基づく関係遮断及び業種ごとの暴排の現状と課題(銀行等の金融機関,証券取引及び不動産取引等)について,これまでの研究と実践の成果をまとめました。
執筆にあたって考察したことを,今後のみなさまへの法的サービスの提供に活かしていきたいと考えております。ご報告まで。